[クリーンアップ操作]ページ

実行するクリーンアップ操作と使用するパラメータを選択します。エラーを対話的モードで確認するか、AutoCAD Map 3D で自動的にエラーを修正するかを指定します。

複数のクリーンアップ操作は同時に実行できますが、変更を追跡できるようにするために、一度に実行する操作は 2 つか 3 つにとどめておくことをお勧めします。[オブジェクトを単純化する][ポリラインを間引き]操作は単独で実行し、他の操作とは同時に行わないようにしてください。

[クリーンアップ操作]リスト:

クリーンアップ操作を選択して[追加]をクリックし、[選択した操作]リストに追加します。

各クリーンアップ操作の詳細は、以下のリンクをクリックしてください。

概要 - 重複オブジェクトの削除

概要 - ショート オブジェクトを消去する

概要 - 交差オブジェクトを分割する

概要 - アンダーシュートを延長する

概要 - 仮想交点

概要 - クラスタ ノードをスナップする

概要 - 疑似ノードのディゾルブ

概要 - 未結合オブジェクトを消去する

概要 - オブジェクトを単純化する

概要 - 長さゼロのオブジェクト

概要 - ポリラインを間引きする

注: クリーンアップ操作によっては、新しいオブジェクトが作成されたり、オブジェクトが複数のセグメントに分割されることがあります(たとえば、交差オブジェクトを分割したり、ターゲットの分割オプションでアンダーシュートを延長するとき)。元のオブジェクトが分類済みの場合、分類情報は、元のオブジェクトの開始点を含むセグメントにのみ保持されます。その他のセグメントは、手動で分類する必要があります。
[追加]:

選択した操作を[選択した操作]リストに追加します。

[除去]:

選択した操作を[選択した操作]リストから除去します。

[選択した操作]リスト:

操作は、リストに記載された順番に実行されます。AutoCAD Map 3D では、[オブジェクトを単純化]AutoCAD Map 3Dを他のクリーンアップ操作に含めて実行した場合は、順序に関わらず、この 2 つの操作が自動的に先に実行されます。

上向きの矢印:

リスト内で、選択した操作の位置を 1 つ上に移動します。

下向きの矢印:

リスト内で、選択した操作の位置を 1 つ下に移動します。

[クリーンアップ パラメータ]:

[選択した操作]リストから操作を選択して、操作のパラメータを設定します。各操作には独自のパラメータのセットがあります。クリーンアップ操作によってはパラメータがないものもあります。

許容差

幾何学的エラーを探すときの検索対象となる半径の距離を指定します。値を入力するか、[選択]をクリックして、図面領域内の距離を指定します。

たとえば、許容差を 5 単位に設定すると、相互に 10 単位内にある 2 つのノードは許容差内にあることになり、修正されます。

回転角度

[ブロック]、[文字]、[マルチ テキスト]に対して、[重複オブジェクトの削除]の計算に回転角度を含めます。

Z 値

[重複オブジェクトを削除]の計算に Z 値(高度)を含めます。

ターゲットを分割

[アンダーシュートを延長する]の操作中にターゲットのリニア オブジェクトを交点で分割します。

ノードにスナップ

[クラスタ ノードにスナップ]について、既存のノードにスナップします。

リンクにスナップ

[クラスタ ノードにスナップ]について、既存のリンクの端点にスナップします。

円弧を作成

[オブジェクトを単純化]操作中に円弧の採用を許可します。

間引き距離

[ポリラインを間引き]について、値を入力するか、[選択]をクリックして図面の 2 つの位置を選択します。[間引き係数]を使用すると、3D ポリラインに沿って生成される点の数を削減できます。距離と偏角を大きくすると、間引きされる点の数が多くなります。距離はリニア単位で測定され、[補間距離]よりも小さくなければなりません。

間引き角度

[ポリラインを間引き]について、偏角を入力するか、[選択]をクリックして図面の始点、頂点、終点を選択します。距離と偏角を大きくすると、間引きされる点の数が多くなります。角度係数は角度単位で測定されます。

補間距離

[ポリラインを間引き]について、頂点間の最大の距離を入力します。等高線上の頂点間の距離が補間係数より大きい場合、等高線に沿って[補間距離]以下の間隔で点が追加されます。距離を小さくすると、補間される点の数が多くなります。

ふくらみ係数

[ポリラインを間引き]について、値を入力するか、[選択]をクリックして図面から値を指定します。[ふくらみ係数]はポリライン曲線に頂点を追加し、直線セグメントを使用して曲線の近似を作成します。[ふくらみ係数]は、弧から弦までの距離を弦の長さの半分で割った比率です。

[オプション]

[対話的]:

エラーを確認して、処理方法を決定します。たとえば、エラーを修正するか、マーカー ブロックを配置するか、または無視することができます。

[自動]:

AutoCAD Map 3D で自動的にエラーが訂正されます。AutoCAD Map 3D では、[オブジェクトを単純化][ポリラインを間引き]のエラーは、指定内容にかかわらず訂正されます。

その他

[ロード]:

既に保存されている図面のクリーンアップ設定を含むプロファイル ファイルをロードします。

[保存]:

図面のクリーンアップ設定を、後で使用できるようにプロファイル ファイルとして保存します。

[次へ]:

図面クリーンアップの次のページに移動します。

[クリーンアップ方法]ページが表示されます。

[完了]:

現在の設定を使用して図面のクリーンアップ操作を実行します。