モーション Mixer のインタフェース

モーション Mixer を使用すると、Biped と Biped 以外のオブジェクトに割り当てられたモーション クリップをミックスできます。モーション Mixer の概念は、音楽やサウンドに利用するオーディオ ミキシングが基になっています。オーディオ ミキサーと同じように、モーション Mixer では、シーン内の各オブジェクトに一連のトラックを追加できます。各トラックには、BIP ファイルまたは XAF ファイル形式でクリップを追加します。また、クリップをスムーズにリンクするためのトランジションも追加できます。クリップとトランジションは、そのモーションが特定の Biped パーツのみに影響するようにフィルタリングできます。

モーション Mixer 内の 1 つのオブジェクトのクリップ、トランジション、その他のクリップ設定をまとめたものを Mix と呼びます。オブジェクトにはそれぞれ独自のミックスが作成されますが、モーション Mixer では一度に複数のミックスを操作できます。ミックスは MIX ファイルとして保存できます。

モーション ミキサーの使用方法の詳細と手順は、「モーション Mixer の操作」およびそれ以降のトピックを参照してください。

モーション Mixer は通常、フローティング ウィンドウとして開きます。また、アセット ブラウザや MAXScript リスナーのように、ビューポートで開くこともできます。