楕円の測定アイテムを使用し、パーツ上の全楕円、または、部分楕円を測定します。楕円の円周上に分布した 4 ポイント以上の測定が必要になります。
楕円の測定アイテムの作成方法
楕円の測定 ダイアログのオプション
名前 - アイテム名を入力します。この名前は、検査シーケンス、[レポート]および[情報]タブで使用されます。また、別のアイテム内で、当該アイテムを参照する際にも使用されます。
規定値使用 - アイテムの規定値を入力、または、変更し、規定値とアイテムの測定値を比較します。規定値との比較を無効にするには、このチェックボックスを選択解除します。
このチェックボックスが選択されている場合、トレランス内インディケータ またはトレランス外インディケータ
が、検査シーケンス内の測定済みアイテムのアイコン上に表示されます。アイテム ラベルの枠の色は、測定がトレランス内かどうかを示しており、アイテムのトレランス、規定値、偏差、およびエラーの値がレポートに表示されます。
このチェックボックスが選択解除されると、規定値 が無効になり、トレランスインディケーターも非表示になります。また、トレランス、規定値、偏差、エラー値は、当該アイテムのレポートに表示されなくなります。
表示 - CAD ビューにアイテムを表示します。
レポートに出力 - レポート に当該アイテムを含めます。
座標系 - 測定値のレポートに使用する アライメント を選択します。
検査中にアライメントを指定するには、[<アクティブアライメント>]を選択します。その後、アクティブアライメント リストから選択、または、検査シーケンスに アクティブアライメントアイテム を追加して、アライメントを選択することができます。
開始角度 - 主軸 に相対し、フィーチャーの開始位置を入力します。
終了角度 - 主軸 に相対し、フィーチャーの終了位置を入力します。
[素材サイド]: フィーチャーの測定を開始するサイドを選択します。選択
参照平面 - フィーチャーを投影する平面を選択します。
中心 - フィーチャーの中心位置の 規定値とトレランス を入力します。
長軸長さ - フィーチャーの最長軸の長さの規定値とトレランスを入力します。
短軸長さ - フィーチャーの最短軸の長さの規定値とトレランスを入力します。
主軸 - 主軸方向の規定値とトレランスを入力します。
オフセット / 板厚 - 既定では、フィーチャーは参照平面上に投影されます。参照平面に相対してフィーチャーの位置を指定するには、平均高さを入力します。測定値からフィーチャーの平均高さを算出するには、測定から計算 を選択します。
輪郭 - 正の最大偏差を持つポイントと、ベストフィット楕円からの負の最大偏差間の、最大 許容差異を入力します。正負の最大偏差間の差異が、最大 値を超過する場合、輪郭はトレランス外となります。
ガイド測定 - 多関節アームでフィーチャーを測定する場合、測定ポイントを参照平面に制限します。この場合、キャプチャートレランス 内で取得されたポイントのみが記録されます。キャプチャートレランスは、フィーチャー測定 ダイアログで指定します。孔の測定時などで、法線に沿って平面を調整する場合は、オフセット 距離を入力します。 このオプションは、CMM によるパーツの測定時には無効になります。
自動了解有効 - 指定 ポイント 数を取得すると、アイテムの測定値を保存します。検査シーケンスの一部としてアイテムを実行すると、PowerInspect は、自動的に次のアイテムに移ります。測定ポイント数を選択し、測定値を手動で保存するには、このオプションを選択解除します。 このオプションは、アイテムにプローブ パスがない場合にのみ使用できます。
ポイントソース - このタブを選択して、当該アイテムの測定に、別のアイテムからの測定ポイントを使用します。
例えば、このタブを使用して、円筒の上部と底部で測定された、円の測定値を組合せて、測定済みの円筒を作成することができます。
測定ポイントのソースを指定するには、利用可能なソース リストから 1 つ以上のアイテムを選択し、 をクリックします。これにより、選択された ソース リストにアイテムが追加されます。
ソースを削除するには、選択されたソース リストからアイテム選択し、 をクリックします。
OK をクリックして変更を保存し、ダイアログを閉じます。