この 2 つのタイプのデータベースを操作する際の相違点について説明します。
クラウド データベースを使用するには、InfoWorks WS Pro に対してオートデスク サブスクリプションを保有している必要があります。
InfoWorks WS Pro でクラウド データベースを操作する方法が大きく変更されています。クラウドベースの SaaS 展開という大きな利点を備えているほか、オンプレミスの InfoWorks WS Pro の最大の強みである強力な継続性も備えています。
このドキュメントでは、クラウド データベースとオンプレミス データベースの操作の違いを簡単に説明します。新しい機能や、重要ではなくなった機能に焦点を当てています。また、クラウド データベースは新しいものであり、オンプレミス データベースが備える機能の一部はまだ使用可能になっていません。
クラウド データベースとクラウド シミュレーションにアクセスするには、オートデスク サブスクリプションとログインが必要です。また、組織でチーム用のハブを設定する必要があります。InfoWorks WS Pro のチームの一員になって Innovyze クラウド サービスの資格を得たら、InfoWorks WS Pro からクラウド機能にアクセスできるようになります。
本ソフトウェア内でクラウド データベースの使用を開始するには、[開く/作成]ダイアログからクラウド データベースを選択します。まず、使用可能なハブのドロップダウン リストからクラウド ハブを選択します。次に、ドロップダウン リストからハブ内の既存のデータベースを開くことも、[新規作成]をクリックして新規にデータベースを作成することもできます。
PC やサーバーに保存されているオンプレミス データベースとは異なり、クラウド データベースは作業しているハブのクラウド データ ストアに保存されます。
バージョン管理オブジェクトに一時的に加えた編集は、ワークグループ サーバーで作業しているときの動作と同様に、ローカル作業フォルダに保存されます。同じく、ローカル結果フォルダを使用して結果をローカルにキャッシュすると、シミュレーション結果に効率よくアクセスおよびナビゲートできます。
クラウド データベースは、Info360 モデル管理 Web ポータルで管理できます。この Web ポータルでは、データベースのバックアップ、回復、削除、名前変更を行うことができます。また、ランとシミュレーションに関する詳細も Web ポータルから参照できます。操作によっては管理者でなければ実行できないことに注意してください。クラウド データベース管理 Web ポータルにアクセスするには、[ファイル]
[データベース設定]
[クラウド データベースの管理]に移動します。このメニューが使用可能になるのは、アクティブなデータベースがクラウド データベースである場合だけです。
移動可能データベースを使用すると、オンプレミス データベースの場合と同じ方法でクラウド データベースとの間でデータをコピーできます。同様に、オンプレミス データベースからクラウド データベースにデータをコピーできます。
クラウド データベースのバージョン管理と更新の手順は、オンプレミス データベースの場合と同じ動作に従います。
ネットワークやその他のバージョン管理オブジェクトは、合併型でバージョン管理されます。
ロック型の方法は、チェック インとチェック アウトの動作を使用しており、クラウド データベースでは利用できません。
したがって、ロック型の方法であることを示す黄色のアイコンが付いたバージョン管理オブジェクトは、クラウド データベースに転送する前に合併型に変換する必要があります。こうしたオブジェクトを変換するには、コピーして右クリック オプション メニューから[高度なオプション]
[モデルを合併するために貼り付けて変換]を選択するのが最も簡単です。
クラウド データベースを使用している場合、すべてのシミュレーションがクラウドで実行されます。現時点では、すべてのラン タイプとラン オプションがクラウド コンピューティングでサポートされているわけではありません。
また、[汎用マルチ ラン]オプションを標準、水質、消火水量の各シミュレーションに適用して、クラウド コンピューティングを利用できます。
クラウド データベースでは、実験的ランが保留済みランに置き換わりました。変更されたワークフローの詳細については、「保留済みラン」のページを参照してください。
残りのラン タイプは、今後のバージョンで検討する予定です。
シミュレーション結果はローカルまたはクラウドに保存されるため、[結果の管理]ビューの[場所]列に結果の保存場所として[ローカル マシン]または[クラウド]と表示されます。ログ ファイルはシミュレーション結果が[ローカル マシン]に保存されている場合にのみ使用でき、結果ファイルのサイズは結果ファイルがローカルに保存されている場合にのみ記録されます。
[結果の管理]メニューの[時系列結果ファイルの削除]オプションと[結果ファイルをサーバーへ移動]オプションは、クラウド シミュレーションには適用できないため、クラウド シミュレーションのポップアップ グリッド メニューでは無効になっています。その他のオブジェクトのシミュレーション ステータス アイコンは薄い色で表示されて、結果が引き続きクラウドからダウンロード可能であることが示されます。[シミュレーションの再実行]オプションは、クラウド シミュレーションの[ステータス]が[失敗]または[不明]の場合にのみ使用できます。
ローカルで使用できないシミュレーションの結果は、可能であればクラウドからダウンロードできます。これにより、同じデータベースにアクセスできるユーザーであれば、シミュレーションを自分で実行することなく結果を共有できます。また、結果がローカル結果フォルダから削除されても元に戻せます。
クラウド データベースのゴミ箱では、オブジェクトが 30 日後に自動的に削除されます。個々のオブジェクトは、その期限よりも前に手動で削除することも、必要に応じて復元することもできます。この自動クリーンアップの目的は、ゴミ箱から古いオブジェクトを除去して、最近ゴミ箱に入ったオブジェクトを見つけやすくすることです。
このオプションは削除されました。
InfoWorks WS 18 から移動ファイルをインポートする機能は、クラウド データベースでは使用できません。