アイテムのリビジョン管理データのインポート検証ルール
アイテムおよび BOM をインポートする際は、入力アイテムのリビジョン管理データが一連のルールと照らし合わせて検証されます。これらのルールにより、入力データと既存のデータの整合性が維持されます。
影響を受けるアイテムのリビジョン管理プロパティを次に示します。
- ライフサイクル ステータス
- リビジョン番号
- リリース日
- 有効日
一般
ライフサイクル ステータス、リビジョン番号、またはリリース日のプロパティが指定されているアイテムをインポートする際は、次のルールが適用されます。
- これらのプロパティ( [ライフサイクル ステータス] 、 [リビジョン番号] 、 [リリース日] )のいずれか 1 つがマッピングされている場合、3 つすべてをマッピングする必要があります。
- これらのフィールドのいずれか 1 つに値が指定されている場合、3 つのフィールドすべてに値が指定されている必要があります。値が指定されていない場合は、エラーが表示され、アイテムをインポートする前に未指定の値を修正する必要があります。
ライフサイクル ステータス
ライフサイクル ステータスが指定されているアイテムをインポートする際は、次のルールが適用されます。
- ライフサイクルのプロパティがマッピングされており、入力アイテムにライフサイクル ステータスがない場合、アイテムの既存の作業リビジョンが更新されます。
- ライフサイクルの既存の値のみをインポートすることができます。アイテムに、ターゲット ワークスペースのライフサイクル値と異なるライフサイクル値が指定されている場合は、エラーが表示され、アイテムをインポートする前に値を修正する必要があります。
- ライフサイクル ステータス [未リリース] は予約ステータスで、アイテムのインポート時には使用できません。
リビジョン番号
リビジョン値が指定されているアイテムをインポートする際は、次のルールが適用されます。
入力アイテムがワークスペースの現在のリビジョンに一致する場合、既存のアイテムが更新されます。一致しない場合、新しいアイテムとしてインポートされます。
入力アイテムがワークスペースの現在のリビジョンに一致し、かつ、少なくとも 1 つの子がそのリビジョンと同一である場合、既存のアイテムが更新されます。
アイテムの最新のリビジョンをインポートする場合、アイテムの既存の作業中のリビジョンが上書きされます。
注: [リビジョンのロック オーバーライド] 権限が必要です。
リリース日
リリース日が指定されているアイテムをインポートする際は、次のルールが適用されます。
- アイテムの有効日が指定されていない場合は、リリース日が使用されます。
- 値は日付形式で指定する必要があります。
有効日
有効日が指定されているアイテムをインポートする際は、次のルールが適用されます。
- [有効日] はオプションのプロパティです。
- 有効日を指定できない場合は、リリース日が有効日として使用されます。
- 値は日付形式で指定する必要があります。
- [有効日] がマッピングされており、 [ライフサイクル ステータス] 、 [リビジョン番号] 、 [リリース日] の値がない場合、 [有効日] は無視されます。
自動および手動番号付けルール
自動番号付けがオンになっている場合:
- リビジョン値の形式が、ワークスペースに対して検証されます。
- 入力リビジョンは既存のリビジョンとともに論理的な順序で配置されます。
- リビジョンの値が既存のリビジョンと一致する場合、既存のアイテムが更新されます。
手動番号付けがオンになっている場合:
- リビジョン値の形式は検証されません。
- 入力リビジョンは、リリース日に基づいて順番に配置されます。