HumanIKオブジェクトをロード/格納

モジュール説明

このセクションでは、HumanIK オブジェクトをディスク上のファイルに保存し、HumanIK オブジェクトを保存されたファイルからメモリにロードするために提供される関数について説明します。

HumanIK オブジェクトをセーブおよびロードする も参照してください。

関数

void HIKDefaultAlignedFree (void *pAligned, HIKFree pFree)
 HIKDefaultAlignedMalloc() を使用して、割り当てられたデータ ブロックを解放します。表示...
 
void * HIKDefaultAlignedMalloc (size_t pSize, size_t pAlignment, HIKMalloc pMalloc)
 pAlignment ポインタの境界とアラインしたデータ ブロックを割り当てます。表示...
 
HIKCharacterHIKLoadCharacter (const char *pFileName, const char *pValidationString, HIKMalloc pMalloc)
 ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKCharacter オブジェクトを作成します。表示...
 
HIKCharacterStateHIKLoadCharacterState (const char *pFileName, HIKCharacter *pCharacter, HIKMalloc pMalloc)
 ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKCharacterState オブジェクトを作成します。表示...
 
void * HIKLoadDataBlock (const char *pFileName, HIKDataDescription &pDataDesc, HIKMalloc pMalloc)
 ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから pDataDesc 引数のデータ デスクリプションに従ってデータ セットを作成します。表示...
 
HIKEffectorSetStateHIKLoadEffectorState (const char *pFileName, HIKMalloc pMalloc)
 ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKEffectorSetState オブジェクトを作成します。表示...
 
HIKPropertySetStateHIKLoadPropertySetState (const char *pFileName, HIKMalloc pMalloc)
 ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKPropertySetState オブジェクトを作成します。表示...
 
bool HIKSaveCharacter (const char *pFileName, HIKCharacter *pCharacter, HIKMalloc pMalloc, HIKFree pFree, float pUnitScale=1.0f)
 HIKCharacterpCharacter をファイル pFileName に保存します。表示...
 
bool HIKSaveCharacterState (const char *pFileName, HIKCharacter *pCharacter, HIKCharacterState *pState, int pTransformMode, float pUnitScale=1.0f)
 HIKCharacterState pState をファイル pFileName に保存します。表示...
 
void HIKSaveDataBlock (const char *pFileName, const HIKDataDescription &pDataDesc, const void *pDataBlock)
 pDataBlock のメモリ内のデータ セットをファイル pFileName に保存します。表示...
 
bool HIKSaveEffectorState (const char *pFileName, HIKEffectorSetState *pState, float pUnitScale=1.0f)
 HIKEffectorSetState pState をファイル pFileName に保存します。表示...
 
bool HIKSavePropertySetState (const char *pFileName, HIKPropertySetState *pState, float pUnitScale=1.0f)
 HIKPropertySetState pState をファイル pFileName に保存します。表示...
 

関数のドキュメント

void HIKDefaultAlignedFree ( void *  pAligned,
HIKFree  pFree 
)
インライン

HIKDefaultAlignedMalloc() を使用して、割り当てられたデータ ブロックを解放します。

パラメータ:
pAlignedHIKDefaultAlignedMalloc() を使用して割り当てられたポインタ。
pFreeメモリの割り当て解除関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て解除関数がない場合は、&free を使用します。
void * HIKDefaultAlignedMalloc ( size_t  pSize,
size_t  pAlignment,
HIKMalloc  pMalloc 
)
インライン

pAlignment ポインタの境界とアラインしたデータ ブロックを割り当てます。

このアロケータは、HIKSaveDataBlock() で、結果となるデータセットを 16 バイトにアラインするために使用されます。

パラメータ:
pSize割り当てるデータ ブロックのサイズ。
pAlignment必要なアドレスのアライン。
pMallocメモリの割り当て関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て関数がない場合は、&malloc を使用します。
戻り値:
アラインされたブロックへの void ポインタ。 HIKDefaultAlignedFree() を使用しなければなりません。
HIKCharacter * HIKLoadCharacter ( const char *  pFileName,
const char *  pValidationString,
HIKMalloc  pMalloc 
)
インライン

ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKCharacter オブジェクトを作成します。

パラメータ:
pFileNameロードするファイルのパスとファイル名
pValidationStringAutodesk がプロジェクトで HumanIK を使用するライセンスの許諾に提供するカスタマ識別文字列
pMallocメモリの割り当て関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て関数がない場合は、&malloc を使用します。
戻り値:
ファイルが有効な場合は、HIKCharacter オブジェクト。それ以外の場合は NULL。
HIKCharacterState * HIKLoadCharacterState ( const char *  pFileName,
HIKCharacter pCharacter,
HIKMalloc  pMalloc 
)
インライン

ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKCharacterState オブジェクトを作成します。

パラメータ:
pFileNameロードするファイルのパスとファイル名
pCharacterHIKCharacter: ファイルからロードした HIKCharacterState の作成に使用します。
pMallocメモリの割り当て関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て関数がない場合は、&malloc を使用します。
戻り値:
ファイルが有効な場合は、HIKCharacterState。それ以外の場合は NULL。
void * HIKLoadDataBlock ( const char *  pFileName,
HIKDataDescription pDataDesc,
HIKMalloc  pMalloc 
)
インライン

ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから pDataDesc 引数のデータ デスクリプションに従ってデータ セットを作成します。

データ セットの詳細については、アニメーション データを設定および取得するを参照してください。

パラメータ:
pFileNameロードするファイルのパスとファイル名
pDataDescファイルに含まれるデータ セットのメモリ レイアウトを定義するデータ デスクリプション
pMallocメモリの割り当て関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て関数がない場合は、&malloc を使用します。
戻り値:
新しいデータ セットへの void ポインタ
HIKEffectorSetState * HIKLoadEffectorState ( const char *  pFileName,
HIKMalloc  pMalloc 
)
インライン

ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKEffectorSetState オブジェクトを作成します。

パラメータ:
pFileNameロードするファイルのパスとファイル名
pMallocメモリの割り当て関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て関数がない場合は、&malloc を使用します。
戻り値:
ファイルが有効な場合は、HIKEffectorSetState。それ以外の場合は NULL。
HIKPropertySetState * HIKLoadPropertySetState ( const char *  pFileName,
HIKMalloc  pMalloc 
)
インライン

ファイル pFileName をロードし、そのコンテンツから HIKPropertySetState オブジェクトを作成します。

パラメータ:
pFileNameロードするファイルのパスとファイル名
pMallocメモリの割り当て関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て関数がない場合は、&malloc を使用します。
戻り値:
ファイルが有効な場合は、HIKPropertySetState。それ以外の場合は NULL。
bool HIKSaveCharacter ( const char *  pFileName,
HIKCharacter pCharacter,
HIKMalloc  pMalloc,
HIKFree  pFree,
float  pUnitScale = 1.0f 
)
インライン

HIKCharacterpCharacter をファイル pFileName に保存します。

可能な限り、キャラクタに関してより多くの情報を保存する HIKWriteToStream() 関数を HIKCharacter のエクスポートには代わりに使用することをお勧めします。HIKWriteToStream() および HIKReadFromStream() を参照してください。

パラメータ:
pFileName作成するファイルのパスとファイル名。ファイルが既に存在する場合は、上書きされます。
pCharacterHIKCharacter: 保存対象
pMallocメモリの割り当て関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て関数がない場合は、&malloc を使用します。
pFreeメモリの割り当て解除関数へのポインタ。カスタムのメモリの割り当て解除関数がない場合は、&free を使用します。
戻り値:
操作が正常に終了した場合は true。それ以外の場合は false。
bool HIKSaveCharacterState ( const char *  pFileName,
HIKCharacter pCharacter,
HIKCharacterState pState,
int  pTransformMode,
float  pUnitScale = 1.0f 
)
インライン

HIKCharacterState pState をファイル pFileName に保存します。

パラメータ:
pFileName作成するファイルのパスとファイル名。ファイルが既に存在する場合は、上書きされます。
pCharacterHIKCharacter: 保存する HIKCharacterState の作成に使用します。
pStateHIKCharacterState: 破棄対象
pTransformModeHIKCharacterState で保存されたノード変換がグローバル スペースで表現されるか、ローカル スペースで表現されるかを決定します。0 = グローバル スペース、1 = ローカル スペース。
戻り値:
操作が正常に終了した場合は true。それ以外の場合は false。
void HIKSaveDataBlock ( const char *  pFileName,
const HIKDataDescription pDataDesc,
const void *  pDataBlock 
)
インライン

pDataBlock のメモリ内のデータ セットをファイル pFileName に保存します。

データ セットの詳細については、アニメーション データを設定および取得するを参照してください。

パラメータ:
pFileName作成するファイルのパスとファイル名。ファイルが既に存在する場合は、上書きされます。
pDataDesc保存するデータ セットのメモリ レイアウトを定義するデータ デスクリプション
pDataBlockメモリのデータ セットの先頭へのポインタ
bool HIKSaveEffectorState ( const char *  pFileName,
HIKEffectorSetState pState,
float  pUnitScale = 1.0f 
)
インライン

HIKEffectorSetState pState をファイル pFileName に保存します。

パラメータ:
pFileName作成するファイルのパスとファイル名。ファイルが既に存在する場合は、上書きされます。
pStateHIKEffectorSetState: 保存対象
戻り値:
操作が正常に終了した場合は true。それ以外の場合は false。
bool HIKSavePropertySetState ( const char *  pFileName,
HIKPropertySetState pState,
float  pUnitScale = 1.0f 
)
インライン

HIKPropertySetState pState をファイル pFileName に保存します。

パラメータ:
pFileName作成するファイルのパスとファイル名。ファイルが既に存在する場合は、上書きされます。
pStateHIKPropertySetState: 保存対象
戻り値:
操作が正常に終了した場合は true。それ以外の場合は false。