3ds Max 2024 リリースは、カラーとマテリアルの管理、強化されたモデリング ツール、およびリアルタイム ワークフローに重点を置いています。技術面の詳細については、「リリース ノート」を参照してください。
このリリースの 3ds Max には、次のような変更や改善点が含まれています。
シンメトリ モディファイヤの既定の軸 |
シンメトリ モディファイヤの既定の[ミラー軸](Mirror Axis)が X になり、アーティストのワークフローに合わせて調整されるようになりました。 |
STL パフォーマンスの改善 |
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自動スムーズ パフォーマンスの向上 |
メッシュの編集(Edit Mesh)モディファイヤまたは[編集可能メッシュ](Editable Mesh)ベース オブジェクトを使用する場合、[自動スムーズ](Auto Smooth)の使用が少なくとも 10% 速くなりました。[自動スムーズ](Auto Smooth)の詳細については、[スムーズ モディファイヤ](Smooth Modifier)を参照してください。 |
マテリアル モディファイヤの更新 |
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スプライン連結の改善 | 次の更新により、スプライン連結操作によって生成される結果の精度と品質が向上しました。
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[ポリゴンを編集](Edit Poly)と[編集可能ポリゴン](Editable Poly)を使用した再三角形化の改善 |
3ds Max 2023.2 の[編集可能ポリゴン](Editable Poly)オブジェクトに導入された強化された再三角形化アルゴリズムは、[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤでも使用されるようになりました。次の点も改良されています。
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オンデマンドの Revit と Inventor の相互運用性 |
3ds Max 2024 では、3ds Max インストーラとともに Autodesk Revit Interoperability および Autodesk Inventor Interoperability がインストールされなくなりました。Revit または Inventor モデルを 3ds Max に初めて読み込むときに、相互運用性コンポーネントがオンデマンドでインストールされるようになりました。 詳細については、「Revit および Inventor の読み込み用のオンデマンド インストール」を参照してください。 注: Autodesk Interoperability Engine のインストールの進行中に、3ds Max で作業を続けることができます。インストールが完了したら、3ds Max を再起動せずに Revit または Inventor モデルを読み込むことができます。
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ATF 読み込み |
3ds Max の Autodesk Translation Framework (ATF) 読み込みは、NX 2206 をサポートするようになりました。 |
Arnold for 3ds Max 5.6.0.100 |
3ds Max には Arnold 7.1.4 用の MAXtoA 5.6.0.100 が付属しており、テクスチャのワークフローの改善など、さまざまなバグ修正が行われています。 |
Substance 2.4.10 |
3ds Max 2024 には Substance 2.4.10 が付属しています。 |