InfoWorks WS の費用管理機能を使用すると、選択したポンプ場や時間制御バルブを自動的に最適化できます。最適化シミュレーションを実行すると、貯水池の容量やノード水圧の制約を維持しながら、電気代が最小限になるポンプとバルブのスケジュールを決定できます。
必要条件として、[オプション]ダイアログの[費用管理フィールドを表示]オプションを有効にして、 費用管理フィールドがプロパティ シートに表示されるようにすることが必要です。ポンプ場、管、メーターのプロパティ シートには[費用管理]というタブがあり、ここで最適化の制約を入力することができます。
最適化制約は、次のコントロール データで定義されます。
最適化するポンプ場を選択するには、[費用管理]オプションと最適化パラメータを、リンク グリッドのポンプ場グリッド ビュー、またはポンプ場プロパティ シートの[費用管理]ページで設定します。
InfoWorks WS で最適化できるポンプ場は、モードが PLAN または PROF で、コントロール ノードとして貯水池を持つものです。詳細については、「ポンプ場のコントロール」を参照してください。
最適化するバルブを選択するには、[費用管理]オプションを、リンク グリッドのコントロール バルブ グリッド ビュー、またはコントロール バルブ プロパティ シートの[バルブ コントロール]ページでオンにします。
InfoWorks WS で最適化できるバルブは、モードが TCV のものです。詳細については、「バルブ コントロール」を参照してください。
制約として使用する貯水池を選択するには、[費用管理]オプションとボリューム制約パラメータを、ノード グリッドの貯水池グリッド ビュー、または貯水池プロパティ シートの[貯水池コントロール]ページで設定します。
制約として使用するノードを選択するには、[費用管理]オプションと水圧制約パラメータを、ノード グリッドのノード グリッド ビュー、またはノード プロパティ シートの[費用管理]ページで設定します。
費用管理シミュレーションを設定するには:
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最適化ランでは、費用管理オプティマイザにより最適化するポンプ場やバルブのさまざまなスケジュールが使用され、多くのシミュレーションが実行されます。
見つかった最適なスケジュールの結果が表示され、改善されたスケジュールが見つかると更新されます。
(以前に実行したシミュレーションのログ結果を表示するには、シミュレーションを右クリックし、コンテキスト メニューから[名前を付けて開く]を選択し、[ログ結果]を選択します)。
通常、最適化シミュレーションでは、結果が得られるまでに数百回(既存のスケジュールから開始する場合)から数千回(既存のスケジュールなしで開始する場合)のランが必要です。シミュレーション時間が長いモデルでは、電気代のグラフが収束に達したことを示したら、シミュレーションを手動で停止することもできます(電気代のグラフには、貯水池またはノードの制約を満たさなかった場合に課せられるペナルティは含まれないことに注意してください)。
最適化ランの終了時に、オプティマイザにより最適なスケジュールを示すシミュレーションが再実行され、結果が保存されます。チェックアウトされたコントロールが使用され、[費用管理オプション]ダイアログで[コントロール データを更新]オプションがオンになっている場合、チェックアウトされたコントロール データがシミュレーションのポンプ スケジュールで更新されます。
最適化されたプロファイルは、結果ディレクトリ内にある拡張子が .opt の .csv ファイルにも書き込まれます。このファイルは、後日、コントロール データを更新する際に使用できます。
[コントロール データを更新]オプションを使用しない場合、更新されたポンプ スケジュールはシミュレーション結果から使用できません。シミュレーションのポンプ場とバルブのプロパティ シートから表示されるポンプとバルブのスケジュールは、シミュレーションが実行される前に存在していたスケジュールになります。
最適化ランが中断された場合、その時点で見つかった最適なスケジュールを提供するシミュレーションが再実行されます。その結果は、保存されて、コントロール データの更新に使用されます([コントロール データを更新]が選択されている場合)。