Leader オブジェクト(ActiveX)

スプライン セグメントまたは直線セグメントにアタッチされた矢印から構成されるオブジェクト。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadLeader

オブジェクトの継承
Object
   AcadObject
      AcadEntity
         AcadLeader
作成時に用いる項目

VBA

ModelSpace.AddLeader
PaperSpace.AddLeader
Block.AddLeader
経由する項目

VBA

ModelSpace.Item
PaperSpace.Item
Block.Item
SelectionSet.Item
Group.Item

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

引出線とは、スプライン セグメントまたは直線セグメントにアタッチされた矢印で構成されるオブジェクトです。場合によっては、フック ライン、ドッグレッグ、またはランディングと呼ばれる短い水平線で、文字や公差記入枠が引出線に接続されていることもあります。引出線オブジェクトは、複雑な引出線を指定します。対照的に、 DimDiametric DimRadial オブジェクトの Leader プロパティは単純な引出線を指定します。

引出線の終端にアタッチされた注釈は、Leader オブジェクトに関連付けられており、 Annotation プロパティを使用して検索することができます。

引出線の書式設定には、システム変数 DIMTAD[寸法線上記入]を使用してフック ライン上に文字を配置するなど、さまざまな寸法記入システム変数を使用できます。引出線と矢印の色は、 TrueColor プロパティまたはシステム変数 DIMCLRD[寸法線の色]によってコントロールされます。矢印のタイプは、システム変数 DIMBLK[矢印名]または DIMBLK1[矢印名 1] (矢印が変化する場合)によって指定されます。矢印とフック ラインの長さは、システム変数 DIMASZ[矢印サイズ]によって決定されます。尺度は、システム変数 DIMSCALE [寸法の尺度]によって設定され、基準寸法表記はシステム変数 DIMGAP[寸法ギャップ]によって設定されます。

AutoCAD 引出線オブジェクトの例

引出線を作成するには、 AddLeader メソッドを使用します。