概要 - 図面クリーンアップ

図面クリーンアップ操作を使用すると、マップ エラー(重複オブジェクト、アンダーシュート、または長さゼロのオブジェクトなど)を検出し、複雑な 2D マップを単純化し、3D ポリラインを間引きまたは補間できます。図面クリーンアップにより、データが変更される場合があるので、マップをクリーンアップする前にデータのバックアップと作成してください。

クリーンアップ操作は個別に、またはできるだけ操作の数を少なくして実行してください。

次の表は、図面クリーンアップで修正できる問題の例を示しています。

図面クリーンアップの前 図面クリーンアップの後 問題の説明 クリーンアップ操作
重複したオブジェクト 重複オブジェクトを削除する
ショート オブジェクト ショート オブジェクトを消去する
交差したオブジェクト 交差オブジェクトを分割する
アンダーシュート アンダーシュートを延長する
オブジェクトを自然に延長して予測点で交差するようにする 仮想交点
ノード クラスタ クラスタ ノードをスナップする
疑似ノード 疑似ノードをディゾルブする
未結合またはオーバーシュート 未結合オブジェクトを消去する
2D リニア オブジェクトの単純化 オブジェクトを単純化する
ゼロ長のオブジェクト ゼロ長のオブジェクト
3D ポリラインの頂点が多すぎる、または少なすぎる ポリラインを間引きする

クリーンアップ操作の実行順序

クリーンアップ操作の順序次第で、実行結果が変わることもあります。クリーンアップの操作をリストの上方または下方に移動して、順序を指定します。先頭の操作が最初に実行されます。

クリーンアップ オプションを設定する

クリーンアップ操作ごとにオプションを設定します。 詳細は、各クリーンアップ操作のヘルプトピックを参照してください。

トポロジのためのクリーニング

いくつかのタイプのエラーは、トポロジを作成する前に修正しておく必要があります。次の表は、ネットワーク トポロジまたはポリゴン トポロジを作成する際に考慮する必要があるデータ エラーを示しています。ノード トポロジには、通常、クリーンアップは必要ありません。

エラー ネットワーク トポロジ ポリゴン トポロジ
重複 除去する必要があります。 除去する必要があります。
ショート リニア オブジェクト 除去することができます。 除去することができます。
交差するリニア オブジェクト 有効性を確認してください。「ネットワーク トポロジを作成するには」を参照してください。 除去する必要があります。
アンダーシュート 除去する必要があります。 除去する必要があります。
ノード クラスタ 除去する必要があります。 除去する必要があります。
擬似ノード 除去することができます。 除去することができます。
未結合またはオーバーシュート 有効性を確認してください。除去することができます。 除去する必要があります。
リニア オブジェクトを単純化 適用することができます。 適用することができます。
ゼロ長のオブジェクト 除去する必要があります。 除去する必要があります。

さらに、図心のない閉じたポリライン(ポリゴン)がある場合は、これらをトポロジで使用する前に図心を作成する必要があります。

備考