Stingray 物理学に基づいたシェーダを作成する

物理およびエネルギー保存の法則に従う、物理学に基づいたシェーダを作成して割り当てることができます。Stingray PBS (物理学に基づいたシェーダ)ノードでは、粗さ、法線、メタル質マップを使用して拡散と反射、マイクロサーフェスの詳細と反射率のバランスを調整することができます。

Stingray 物理学に基づいたシェーダを作成するには

次のいずれかを実行します。
- オブジェクトを右クリックして新しいマテリアルの割り当て(Assign New Material)を選択し、次に新しいマテリアルの割り当て(Assign New Material)ウィンドウから Stingray PBS を選択します。
- ハイパーシェード(Hypershade)ウィンドウを開き、次に Maya カテゴリのサーフェス(Surface)サブカテゴリから Stingray PBS を選択します。
  (オブジェクトに Stingray PBS を割り当てるには、その他の Maya シェーダと同様に、シーン内のオブジェクトに、ハイパーシェード(Hypershade)からマテリアルを中マウスボタンでドラッグすることができます。)

注: Stingray 固有のカラー管理ビュー変換が利用できるため、Stingray ゲームエンジンで表示されるようにカラーをプレビューできます。プリファレンス(Preferences)ウィンドウ、カラー管理(Color Management)カテゴリでカラー管理を有効化し、次にビューポート 2.0(Viewport 2.0)のビュー変換コントロールドロップダウンリストから Stingray トーンマップ(Stingray tone-map)を選択します。「カラー管理を使用してビューポート 2.0 で Stingray シェーダをプレビューする」を参照してください。

これにより、次の手順を実行することができます。

入力テクスチャマップをシェーダに接続します。
既定では、Stingray PBS ノードはカラー(Color)、放出性(Emissive)、メタリック(Metallic)などのマップに関する入力を受け入れます。テクスチャマップのみをシェーダノードに接続する必要がある場合は、「Stingray 物理学に基づいたシェーダにマップを接続する」を参照してください。
ShaderFX ノードを使用して、ShaderFX エディタウィンドウでシェーダネットワークを構築します。
StingrayPBS ノードのシェーダグラフをカスタマイズする場合は、ShaderFX エディタウィンドウおよび利用可能な ShaderFX ノードを使用してこのグラフを作成することができます。「ShaderFX エディタを使用して Stingray 物理学に基づいたシェーダを構築する」を参照してください。
他のMaya レンダーノードに Stingray PBS ノードを接続することにより、ハイパーシェード(Hypershade)でシェーディングネットワークを作成します。

Stingray 物理学に基づいたシェーダを作成する

関連項目