シェイプ最適化解析を設定する

注: このセクションでは、シェイプ最適化スタディのみに固有の手順について説明します。

概要ビデオ(5:25)

注: 詳細については、チュートリアルを実行してみてください。

ワークフロー: シェイプ最適化スタディの実行

  1. 新しいスタディを作成します。
    • 詳細については、「スタディを作成する」のトピックを参照してください。
    • 必要に応じて、[新規スタディ]ダイアログで、スタディまたはメッシュ設定を調整することができます。
  2. 必要に応じて、[単純化]コンテキスト環境を使用して、製造用モデルを保持したままシミュレーション固有の変更をモデルに加えます。
    • 解析を複雑にするだけで役立つ情報を提供することがない、不要なフィーチャを削除します。
    • モデルの単純化(簡略化)」を参照してください。
    • 必要に応じて対称の機能を利用すると、シミュレーション モデルのサイズと解析時間を削減することができます。また、対称を利用することで、完全な安定性を確保しながら自然な変形を妨げることなく、モデルを拘束することができます。
    • 面を分割して、大きな面の一部のみに荷重または拘束がかからないように制限します。
  3. 材料を割り当てます。
  4. 拘束を適用します。
    • 詳細については、「拘束」を参照してください。
  5. 荷重を適用します。
    • 詳細については、「構造荷重」を参照してください。
  6. 領域を保持します。
  7. シェイプ最適化設定を定義します。
  8. メッシュ設定を定義します。
    • これまでメッシュ設定を調整していない場合は、ここで実行してください。メッシュは、既定のメッシュ設定を保持するかどうかに関係なく、解析が実行されたときに自動的に生成されます。
    • 詳細については、「メッシュ」を参照してください。
    • シェイプ最適化の結果はメッシュに大きく依存するため、モデルにメッシュ敏感性スタディを実行することをお勧めします。
  9. 解析を実行します。
  10. 最適化の結果を確認します。
  11. 最適化されたメッシュをエクスポートします。

後続の関連するワークフロー

  1. CAD モデルを修正します。
    • エクスポートした最適化されたメッシュをテンプレートとして使用して、元のデザインを[デザイン]作業スペースで修正します。
    • 指定された領域から不要な材料を削除します。
  2. 応力解析を実行します。
    • シェイプの最適化スタディをクローンし、スタディ タイプを[静的応力][非線形静的応力]、またはその他の構造解析に変更します。
    • シェイプ最適化スタディをクローンすると、荷重と拘束が応力解析に取り込まれるので、再作成する必要はありません。
  3. 構造結果を確認します。
    • 応力、変位、安全率の結果を確認して、修正した設計が適用された荷重を適切に処理できることを確認します。