静的応力解析を設定する

静的応力解析を実行して、荷重条件下でデザインが破損する可能性を判断します。

注: Ansys 製品でさらに解析を実行する場合は、Ansys Mechanical または Ansys Discovery にスタディを送信するか、Ansys セットアップにスタディをエクスポートすることができます。

概要ビデオ(7:56)

注: 詳細については、チュートリアルを実行してみてください。

静的応力解析のワークフロー

  1. モデルを開くか、作成します。

  2. [シミュレーション]作業スペースにアクセスします。

    • 初めて[シミュレーション]作業スペースにアクセスすると、[新規スタディ]ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。
  3. [新規スタディ]ダイアログで、[スタディ タイプ][静的応力]に設定します。

  4. 必要に応じて、[新規スタディ]ダイアログの大きいイメージの右上隅にある 設定のアイコン [設定]をクリックして、解析の設定を指定します。

    注: [結果]タブで[管理] > [設定]を選択すると、いつでも個別の[設定]ダイアログを使用して[設定]を指定または修正できます。
  5. [OK]をクリックします。

  6. 必要に応じて、[単純化]コンテキスト環境を使用して、製造用モデルを保持したままシミュレーション固有の変更をモデルに加えます。

    • 解析を複雑にするだけで役立つ情報を提供することがない、不要なフィーチャを削除します。「モデルの単純化(簡略化)」を参照してください。
    • 必要に応じて対称の機能を利用すると、シミュレーション モデルのサイズと解析時間を削減することができます。また、対称を利用することで、完全な安定性を確保しながら自然な変形を妨げることなく、モデルを拘束することができます。
    • 面を分割して、大きな面の一部のみに荷重または拘束がかかるように制限します。
  7. 必要に応じて、スタディの[設定]ダイアログの中にある[剛体モードを解除]をオンにします。

  8. 材料を適用します。

    • シミュレーションの材料は、[デザイン]作業スペースで定義された材料とは異なる場合があります。
  9. 拘束を適用します。

  10. 荷重を適用します。

  11. メッシュを生成することをお勧めします。ただし、シミュレーションの解析時にモデルのメッシュが自動的に生成されます。メッシュの外観に満足できない場合は、サイズ パラメータを調整するか、ローカル リファインメントを適用します。満足のいくメッシュが得られるまで、この手順を繰り返します。

  12. 解析します。ただし、シミュレーションの解析時にモデルのメッシュが自動的に生成されます。メッシュの外観に満足できない場合は、サイズ パラメータを調整するか、ローカル リファインメントを適用します。満足のいくメッシュが得られるまで、この手順を繰り返します。シミュレーションを参照してください。

  13. 結果を確認します。

    • 安全率
    • 応力
    • 変位
    • 反力
    • 反モーメント
    • ひずみ
    • 接触圧力