熱応力解析を設定する

概要ビデオ(6:44)

注: 詳細については、チュートリアルを実行してみてください。

ワークフロー: 熱応力解析を実行する

  1. モデルを開くか、作成します。

  2. [シミュレーション]作業スペースにアクセスします。

    • 初めて[シミュレーション]作業スペースにアクセスすると、[新規スタディ]ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。
  3. [新規スタディ]ダイアログ ボックスで、[スタディ タイプ][熱応力]に設定します。

  4. 必要に応じて、[新規スタディ]ダイアログの大きいイメージの右上隅にある 設定のアイコン [設定]をクリックして、解析の設定を指定します。

    注: [結果]タブで[管理] > [設定]を選択すると、いつでも個別の[設定]ダイアログを使用して[設定]を指定または修正できます。
  5. [OK]をクリックします。

  6. 必要に応じて、[単純化]ツールを使用して、製造用モデルを保持しながらシミュレーション モデルを修正します。

    • 解析を複雑にし、役立つ情報を提供することがない、不要なフィーチャを削除します。
    • モデルの単純化(簡略化)」を参照してください。
    • 必要に応じて対称の機能を利用すると、シミュレーション モデルのサイズと解析時間を削減することができます。また、対称を利用することで、完全な安定性を確保しながら自然な変形を妨げることなく、モデルを拘束することができます。
    • 面を分割して、大きな面の一部のみに荷重または拘束がかからないように制限します。
  7. 材料を割り当てます。

    • 詳細については、「材料」を参照してください。
  8. 拘束を適用します。

    • 詳細については、「拘束」を参照してください。
  9. 荷重を適用します。

  10. シミュレーションにボディが複数存在する場合は、接触サーフェスを定義します。

    • 詳細については、「接触」を参照してください。
    • 接点境界全体にわたって適切に熱抵抗を反映するには、[接触を編集]ダイアログ ボックスで適切な[熱伝導率]の値を指定してください。
      • 熱伝導率の単位は W/(m2・°K)で、現在のところ変更できません。
      • 空白の入力フィールド(指定された熱伝導率値なし)にすると、無限の伝導率(接触ペア間に熱抵抗なし)になります。
  11. 必要に応じて、メッシュ設定を調整し、希望の外観が得られるまで生成とプレビューを繰り返します。

    • 既定のメッシュ設定を調整する必要がない場合は、解析実行時に自動的にメッシュが生成されます。
    • 詳細については、「メッシュ」を参照してください。
  12. 解析を実行します。

    • 詳細については、「解析」を参照してください。
  13. 結果を確認します。

    • 詳細については、「熱応力結果」を参照してください。