表示レベルを編集するには

次に示す表示レベルの既定の表示プロパティを変更するには、次の手順を実行します。

既定では、オブジェクト コンポーネントのレイヤは、レイヤ 0 です。既定の色と線種は ByBlock です。これらの既定値により、オブジェクト コンポーネントは、親オブジェクトの色と線種のプロパティを継承します。たとえば、ドア フレーム コンポーネントの色と線種が ByBlock の場合、ドア フレームには、ドア オブジェクトの色と線種が割り当てられます。オブジェクト コンポーネントは、標準的な AutoCAD ブロック ブロック オブジェクトとは違って、親オブジェクトの外部では存在できません。

表示レベルに対して行った変更は、その表示レベルを使用するすべての表示セットと表示設定に適用されます。変更を選別的に適用するには、修正する表示レベルに基づいて、新しいレベルを作成します。これで、新しい表示レベルの表示プロパティを変更し、特定のセットに割り当てることができます。

注: この手順に従って表示レベルに対して行った変更は、オブジェクトの既定の表示プロパティのみに適用されます。オブジェクト スタイルや個々のオブジェクトの表示プロパティを変更すると、既定の表示プロパティを変更できます。
  1. [管理]タブ[スタイルと表示]パネル[表示マネージャ]をクリックします.
  2. [オブジェクトで表現]を展開します。
  3. 編集する表示レベルを含むオブジェクトを展開します。
  4. 編集する表示レベルを選択します。

    編集が可能な表示プロパティは、選択したオブジェクトと表示レベルによって異なります。たとえば、モデル レベルの壁では、[レイヤ/色/線種]タブだけが表示されますが、プラン レベルの壁では、このタブに加えて、ハッチング コンポーネントと切断面コンポーネントの表示プロパティを指定するための 2 つのタブが表示されます。

  5. レイヤ/色/線種]タブをクリックして、AutoCAD プロパティを変更します。AutoCAD プロパティには、オブジェクト コンポーネントの表示/非表示や、コンポーネントの表示をそれぞれのマテリアル割り当てでコントロールするかどうかが含まれます。
  6. 適切な場合は、[ハッチング]や[その他]などのタブをクリックして、オブジェクト固有の表示プロパティを変更します。
  7. 表示プロパティの編集が終了したら、[OK]をクリックします。