3ds Max 6 におけるドキュメントの変更点

新しいセクション

新しいセクションとして、「reactor 用の MAXScript の拡張機能」が追加されました。ここでは、reactor Dynamics システムに関連するすべてのクラスおよびインタフェースを一覧できます。
新しいセクションとして、「MAXScript 拡張機能: mental ray」が追加されました。ここでは、mental ray レンダラーに関連するいくつかのクラスおよびインタフェースを一覧できます。
新しく「ヘルプファイル内の情報の検索」という章が追加されました。ここには次のような「トピックインデックス」ページが含まれ、一般的なスクリプト作業に関連する情報の検索に役立つようになっています。

「MAXScript の質問と答え」の章は「MAXScript に関する質問と回答」に名前が変更され、トピックが検索しやすいように再構築されています。さらに FAQ が追加されました (下記参照)。

ベクトルの内積と乗積に関連する情報が「Point3 値」に追加されました。
スタックに渡す SplineShape サブオブジェクトの選択をコントロールする方法を示す新しい例が追加されました。この例では、2 つのオブジェクトを、ロープに似たダイナミックなスプラインに接続しています。
「EditablePoly プロパティ」に、ポリゴンをエレメントに分割する新しい例が追加されました。
編集可能メッシュに関するトピックのそれぞれの例として、編集可能メッシュ選択コンバータの MacroScript のセットが追加されました。「編集可能メッシュ選択コンバータ」を参照してください。
Group との混乱を避けるために、GroupBox の説明にコメントが追加されました。
「外部コードからロールアウトのローカルおよび他の項目へのアクセス」のためにロールアウトまたはユーティリティを開く場合の、ローカル変数のリセットに関する注意と例が追加されました。
saveMaxFile および saveNodes に置き換え可能なものとして、2 つの新しいサンプル関数が追加されました。この新しい関数は既存のファイルをチェックして、上書きするかどうかをユーザに尋ねるプロンプトを表示します。

大きなトピックであった「Editable_Mesh : GeometryClass および TriMesh : Value」が分割されて、複数のトピックになりました。多くの新しい例が追加されました。
大きなトピックであった「Editable_Poly: GeometryClass」が複数のトピックに分割されて、検索しやすくなりました。
コールバックイベントの名前と callbacks.notificationParam() の戻り値が単一のリストに統合され、一貫性が維持されて検索しやすくなりました。
「MAXScript トレーニング」が少しだけ変更されました。3ds Max 2.0 以降の変更点を反映するために MAXScript アクセスの説明が更新され、チュートリアルに対するリンクと有用な情報がさらに追加されました。
「チュートリアル」がいくつか改訂され、開発の詳細に関する説明や概念が追加されました。5.1.1 リビジョンでは図が追加されました。

存在しているのにドキュメント化されていなかったビットマップ値の channels パラメータ/プロパティがドキュメント化されました。このプロパティは 3ds Max 3 から、パラメータは 3ds Max 4 から使用できるようになっています。
存在しているのに (3ds Max 4 から) ドキュメント化されていなかった setFocus メソッドがドキュメント化されました。このメソッドはユーザインタフェースコントロールにフォーカスを設定するものです。
「Spinner」にある on <spinner> entered ハンドラの説明が修正されました。スピナーがリリースされたときにも呼び出されます。
「スクリプト化されたカスタムアトリビュート」および「スクリプトプラグイン」内に initialRollupState オプションキーワードの説明が追加されました。
maxclass の .creatable および .ispb2based という読み取り専用のブール値のプロパティの説明が追加されました。
「インタフェース: trackviews」にある setFilter() メソッドの説明に、これまでドキュメント化されていなかったフィルタ名のリストが追加されました。

注:

バージョン5.1 からバージョン 5.1.1 (Particle Flow Extension と同梱で出荷) にかけてのドキュメントの変更については、「 3ds Max 5.1.1 における MAXScript ドキュメントの変更点」を参照してください。