非線形解析の荷重は、解析機関の経過につれて変化します。これは、荷重曲線により制御します。荷重の多くは、荷重曲線に割り当てられます。複数の荷重は、同じ荷重曲線に沿う場合があり、大部分の場合、個々の荷重は異なる荷重曲線に割り当てられます。次の一覧を参照してください。
また、一部の要素タイプを、荷重の作成に使用できます。トラス要素とビーム要素には、荷重曲線に割り当てられていない予荷重があります。アクチュエータ要素は、2 つの節点間の距離の制御に使用できます。各パーツのアクチュエータ要素を、別の荷重曲線に割り当てることができます。
荷重曲線は、2 つの方法を使用して作成できます。1 つ目は、荷重曲線エディタに、荷重ダイアログから直接アクセスする方法です。2 つ目は、[解析パラメータ]ダイアログの[荷重曲線]タブを使用する方法です。
詳細情報を参照する荷重のリンクをクリックします。
[荷重] |
荷重曲線 |
初期荷重をビーム要素に追加して、予荷重と予応力を作成します。 |
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モデル全体が、1 つの荷重曲線に割り当てられた遠心力荷重に従います。 |
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異なる分布荷重を異なる荷重曲線に割り当てることができます。 |
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異なる力を異なる荷重曲線に割り当てることができます。 |
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モデル全体が、1 つの荷重曲線に割り当てられた重力に従います。 |
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異なる表面の圧力を異なる荷重曲線に割り当てることができます。 |
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速度は荷重曲線に割り当てられません。 |
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質量は荷重曲線に割り当てられません。 |
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異なるモーメントを異なる荷重曲線に割り当てることができます。 |
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異なる変位を異なる荷重曲線に割り当てることができます。 |
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異なる表面の圧力を異なる荷重曲線に割り当てることができます。 |
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正確には荷重ではありませんが、他の荷重に影響を与えるモデルの節点へのマーカーです。 |
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荷重のタイプに基づいて、荷重曲線が適用されます。 |
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すべての温度が、1 つの荷重曲線に従います。 |
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異なる表面の圧力を異なる荷重曲線に割り当てることができます。 |
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すべての電圧が、1 つの荷重曲線に従います。 |
拘束は、解析を通して一定です。もちろん、衝突面と表面間接触は、パーツが接触している場合にのみ、モデルに影響を与えます。それ以外では、入力値は解析全体を通して一定です。