この[一般パラメータ](General Parameters)ロールアウトは、標準ライト用に表示されます。これらのコントロールによって、ライトのオンとオフの切り替え、シーン内のオブジェクトの除外と取り込みを行います。
[修正](Modify)パネルの[一般パラメータ](General Parameters)ロールアウトでは、ライトのターゲット オブジェクトを制御したり、ライトのタイプを変更したりすることができます。
[一般パラメータ](General Parameters)ロールアウトでは、ライトの影付けのオンとオフを切り替えたり、ライトが使用するシャドウ タイプを選択したりすることができます。「シャドウ タイプおよびシャドウ コントロール」と「シャドウ パラメータ」を参照してください。
ライトのオンとオフを切り替えるには:
既定値ではチェックマークが付いています。
ライトで影付けするには:
シーンをレンダリングしたときにライトによって影付けされます。
左: 標準スポットライトの投影円錐がシャドウを切断
右: オムニ ライトが完全なシャドウを投影
ライトにシャドウのグローバル設定を使用するには:
[グローバル設定使用](Use Global Settings)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合、他のシャドウ コントロールは、[グローバル設定使用](Use Global Settings)チェック ボックスにチェックマークが付いているシーンの他のすべての影付けライトが使用する数値に設定されます。
[グローバル設定使用](Use Global Settings)が設定されている 1 つのライトで影響するパラメータを変更すると、[グローバル設定使用](Use Global Settings)が設定されているすべてのライトが変更されます。
ライトにシャドウ パラメータを個別に設定するには:
設定はライトの個別設定に戻ります。
既定値では、[シャドウ マップ](Shadow Map)はアクティブな影のタイプです。[シャドウ マップ パラメータ](Shadow Map Parameters)ロールアウトでは、既定値の設定は次のようになっています。[マップ バイアス](Map Bias)が 1、[サイズ](Size)が 512、[サンプル範囲](Sample Range)が 4.0、[絶対マップ バイアス](Absolute Map Bias)にチェックマークが付いていません。
シャドウ マップで影付けしたシーン
既定のパラメータ設定を使用してレンダリングしたシャドウ
エリア シャドウで影付けするには:
シャドウのプロパティを調整するには、[エリア シャドウ](Area Shadows)ロールアウトのコントロールを使用します。
アドバンスド レイトレース シャドウで影付けするには:
アドバンスド レイトレース シャドウはレイトレース シャドウと似ていますが、アンチエイリアシングを制御できるため、影の生成方法を微調整できます。
シャドウのプロパティを調整するには、[アドバンスド レイトレース パラメータ](Advanced Ray-Traced Parameters)ロールアウトのコントロールを使用します。
シャドウ マップで影付けするには:
レイトレース シャドウで影付けするには:
レイトレース シャドウは、光源からサンプリングされた光線のパスをトレースして生成されます。レイトレースされた影は影のマップよりも精密です。
オブジェクトが影付けされないようにするには:
3ds Max によって、[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログ ボックスが開かれます。
シーンをレンダリングしたとき、そのオブジェクトは影付けされません。
オブジェクトがシャドウを受けないようにするには:
3ds Max によって、[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログ ボックスが開かれます。
シーンをレンダリングするとオブジェクトにシャドウは映りません。
インタラクティブなレンダラーは、ビューポートにライトをオンまたはオフにした効果を表示します。
このパラメータは[修正](Modify)パネルにしかありません。
[グローバル設定使用](Use Global Settings)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合、シャドウ パラメータが切り替わり、グローバル設定の内容が表示されます。このデータは、このクラスの他のすべてのライトによって共用されます。[グローバル設定使用](Use Global Settings)チェック ボックスのチェックマークが消えている場合、シャドウ パラメータがそのライト専用になります。
[mental ray シャドウ マップ](mental ray Shadow Map)タイプは、mental ray レンダラーで使用するためのタイプです。 このシャドウ タイプを選択したときにシャドウ マップを使用可能にすると([レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの[シャドウとディスプレイスメント](Shadows & Displacement)ロールアウト)、mental ray のシャドウ マップ アルゴリズムが使用されます。このタイプを選択した場合に既定値のスキャンライン レンダリングでレンダリングを行うと、レンダリング結果にシャドウが表示されません。
それぞれのシャドウ タイプに、独自のコントロール群があります。
除外されたオブジェクトもそのままシェーディング ビューポート内で点灯して表示されます。シーンがレンダリングされるときにのみ、[除外](Exclusion)が有効です。
ターゲット ライトの回転角度を変更するには、マニピュレータを使用します。これは、ライトがビームを投影しない場合、またはプロジェクタ ライトの場合に便利です(「[拡張効果](Advanced Effects)ロールアウト」を参照)。マニピュレータを表示するには、ライトを選択して右クリックします。次に、クアッド メニューの[ツール 2](Tool 2)(左上)の[ロール角度回転ギズモ](Roll Angle Manipulator Toggle)をクリックします。
ターゲット ライトのロール角度回転ギズモ
変換ギズモの円形状の部分をドラッグして、任意の角度にライトを回転させます。ロール角度回転ギズモの赤または緑の「時計針」をクリックすると、ライトが 90 度ごとに回転します。