チュートリアル: 居住者快適性換気スタディ

このチュートリアルでは、Autodesk® Simulation CFD を使用して、展示会場の換気をシミュレートします。この演習の目的は、2 つの大幅に異なるモード(夏季と冬季)における換気システムの有効性を評価することです。サーモスタットによって、夏季には冷房(64 °F)、冬季には暖房(85 °F)が入ります。

次に、デザイン スタディという 2 つのシナリオから成るシミュレーションを作成して実行します。2 つのシナリオでは同じジオメトリを使用しますが、シナリオごとに固有の外気温度と HVAC の給気温度を割り当てます。

このチュートリアルの目標:

  1. 夏季と冬季の「設計日」における流れ分布と温度分布を評価します。
  2. 利用者の熱的快適性レベルが許容範囲内かどうかを評価します。
  3. 現在の利用者の熱的快適性レベルの理由を理解し、換気方針の変更が必要かどうかを判断します。

終了したら、利用者(人間)で次の点を評価して、利用者は館内に長時間滞在できるか、またはここを離れてもっと快適な環境に移動するかを判断します。

この設計演習の内容は、次のとおりです。

この演習を終了すれば、展示会場の利用者が夏季および冬季の設計日でどのくらい快適か(または快適でないか)が明確になります。

この演習全体の所要時間は、約 45 分です。

実物大の模型も、風洞も、複雑な解析環境も使用しません。

使用するのは、Autodesk® Simulation CFD のみです。

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