Spline オブジェクト(ActiveX)

2 次または 3 次の NURBS(nonuniform rational B-spline)曲線。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadSpline

オブジェクトの継承
Object
   AcadObject
      AcadEntity
         AcadSpline
作成時に用いる項目

VBA

ModelSpace.AddSpline
PaperSpace.AddSpline
Block.AddSpline
経由する項目

VBA

ModelSpace.Item
PaperSpace.Item
Block.Item
SelectionSet.Item
Group.Item

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

スプラインとは、指定された一連の点を通る滑らかな曲線のことです。AutoCAD では、NURBS(nonuniform rational B-spline)曲線と呼ばれる特殊なスプラインを使用します。NURBS 曲線を使用すると、制御点を結ぶ滑らかな曲線が描画されます。スプラインは、特異な形状の曲線を作図したい場合に使用します。たとえば、地図情報システム(GIS)のアプリケーションや自動車のデザインで輪郭線を引く場合などです。

スプラインは、座標上の点を指定して作成します。開始点と終了点を一致させ、接するようにすると、スプラインを閉じることができます。また、スプライン フィット許容差も変更できます。フィット許容差とは、指定した一連のフィット点にスプラインがどれだけ近いかということです。許容差が低いほど、スプラインはその点に近づきます。許容差が 0 の場合、スプラインはその点を通ります。

スプラインを作成するには、 AddSpline メソッドを使用します。